将来の夢

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画像を漁っておりますと、5年ほど前の写真で息子の将来の夢とかいうタイトルの絵が出てきました。

 

はわわわわわわ かわいすぎるだろ

息子は5~6歳の時、将来の夢に美容師を選んだようです。

 

今は何を将来の夢として掲げているのか、正直詳しくは知りませんが一年ほど前に聞いた時、息子は

「サッカー選手かたこ焼き屋」

と言いました。

 

 

ヒューッ

基本的に丸いものを転がす職がお望みのようです。

 

ちなみにこちらは丸いものに入り転がる息子です。

ご査収下さい。

 

 


もうブログには何度が書いたことがあるかもしれませんが、ぼくが美容師になることを決めたのは高校3年生の夏休み前。

 

当時のぼくは今よりも輪をかけて残念でして、高校2年生頃の初の進路希望調査に

「①人間国宝②東大③未定」

と書いて提出する頭の中お花畑マンだったのですが

自由な校風や先生の諦めもあり、特にツッコミも指摘もないまま高校3年生になっても机の上でLEGOを作る少年の心を忘れない17才に育ってました。

 

 

人はこれを黒歴史と言う

 

 

 

高校3年生の一学期の進路希望調査に提出したときは

「①刀鍛冶②機織り職人③東大(東北大学も可)」

と書いたのですが、先生は完全にぼくの進路希望を無視して「介護職はどないや……」と勧めてくれました。

 

 

 

ぼくが「介護職やと人間国宝になれない」と言った時の担任の目を今でも忘れません。

 

ごっさん(担任のあだ名)マジでこんな目でぼくを見てた

 

恩師のおかげで道を踏み外すことなく今があると考えると、「人を蔑む表情」ってのも出来て損はねぇんだなと思いました。

 

あ、ちなみにおっさんの画像で例えたけどごっさんは女性です。

 

 

そんなこんなでごっさん(担任)の憂いを伴った蔑みの目線により目を覚ましたぼく

 

当時大好きだったGLAYのJIROさんへの憧れをこじらせておりまして、最終的にJIROさんのヘアスタイルを作った美容師さんのコラムを読むまでに至ってたのですが

その時のコラムを読んで

 

コレや!美容師や!!

 

海賊王に!おれは!なる!!

と、美容師という職に対してのワクワク感、夢、希望、富、名声、力、この世の全てを手に入れた男、海賊王ゴールド・ロジャー、彼が死に際に放った一言は人々を海へと駆り立てたなどを感じ美容師を目指したのです。

 

ちなみにGLAYのJIROさんです。カッコイイ。憧れすぎて高校時代はバンドを組みベースをするというthe・安直な青春時代を過ごしました。

 

 

こんな風にノリで生きてたらある日突然ノリで職業が決まる人間も世の中にはいるのです。

 

 

 

こんな話をかいつまんで息子に話した所

「わんぱくすぎるwwwwww」

と大笑いされてしまいました。

 

 

刀鍛冶ってわんぱくなのかよ

 

 

小学5年生に露骨にバカにされ呆然とする父(35)と

笑いすぎてヨダレと涙が出て地面にうずくまる息子(11)

 

 

軽い事故みたいな絵面

ムカついたので息子には刀鍛冶という職の崇高さ、素敵さを延々と説明しておきました。

刀鍛冶がいるから世界が救われるんだぞいい加減にしろ

 

 

 

今から大きくなる子供達には無限に可能性が広がってるわけですよ。

これ昔はよくあるフレーズだわと思ってたけど割とガチですよ

マジ無限。

マジ卍。

 

 

なんだよマジ卍ってよォ!!!

 

 

何かに夢中になれる人生を送って頂けたらなとぼくは思っております。

 

この前素敵なおじさま(BRUTUSの編集長様)が言ってたんだけど、

何かに夢中になった経験っていうのはいつかきっといい原動力になる

 

ってよ。

バカなことも一生懸命やれば何かにはなるんだよーって話です。

 

 

文字書きでも絵描きでもスポーツでも歌ってもいい。

まずは夢中になりましょう!

 

 

ちなみにぼくの高校の友人は和風なものに夢中になり、そのうち刀の居合抜きに夢中になり、気がつけば侍のような思考になり、卒業時にはお坊さんたちの集まる学校へ行きました。

 

夢中になる事があると人ってこうなるのか……と感心しました。

 

 

 

 

文を書くのが嫌いじゃないからとノリで始めたブログも気がつけば記事数約300。

こんなブログでも自分のサーバー代くらいはかせげますしおすし。

 

あと35年くらいしたら美容師引退後はブロガーを目指すか……

 

 

 

高校生の頃の話思い出したあと、今の高校生見てたらみんなほんとーに真面目で、

「日本安泰だわ~」

っていつも思う。

もうちょいハジケたっていいんだぞ?

 

 

ぼくも若者たちに、真面目でかっこいい背中見せてあげられるよう頑張ります。

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